はっか

脳内整理整頓

アンケート

 

・9日間のインターンシップを通して、あなたが学んだことを書いてください。

 

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 御社のインターンシップは他の職業体験中心のものとは違い、模擬面接やビジネスマナーなど来年の就活に役立つことをたくさん学ばせていただきました。また、与信管理論をはじめとする会社の経営に関する内容は自分にとって初めて知ることばかりでしたが、初めてのことを素早く理解し仕事に活かすという社会人として重要なスキルがどのようなものなのか、短期間のうちに実感することができました。インターンシップというより大学の講義を受けているような感覚だったので、私たち学生にとってなじみやすい空間であったと思います。

 

 インターンシップの間、自分以外の26人の学生のほとんどと話をする機会がありました。みんな多かれ少なかれ“就活”に対して不安を持っているようでしたが、自分ほど“就職”に対して絶望感を持っている人はいなかったように感じました。

たぶん、みんな働きたくはないと思います。でもこの年齢になってここまで運ばれてきてしまったら、学生として無責任に遊んだり勉強したりしたい気持ちをいつかの安定した暮らしへの希望か何かにすり替えたりなんかして就職していくんですかね。

 

私もそうしていこうと思います。そうしていきたいです。そう思って働くことに希望を見出すために御社のインターンシップに参加しました。でも、どうしても働きたくない気持ちが面接をしている人事部の人に伝わってしまう。共にワークを進めているはずの仲間に伝わってしまう。まだ学生だけど来年からは就活して再来年からは働かなくてはいけないし、今だって自らエントリーしたはずのインターンシップなんだから真面目に積極的に発言して行動しなきゃいけないはずがなかなか頭が捗らない。それでもなんとか週末を喫茶店で過ごしながら詰めてきた案が中間発表で丸ごと消されてしまってからは、一層脳の回転率が鈍化した気がします。

 

働きたくない自分に折り合いをつけてなんとかやっていこうとしている周囲をよそに、いつまでも泥沼に足を突っ込んでいる自分はやっぱり社会に向いてない。そんなことをこのインターンシップで学びました。終わり。

 

それだけでは終われないので少し抽象的なお話。

自分が大学3年生半ばにしてまだ泥沼にいるのはそこに思い残しがあるからだと思います。自分には才能がないので無理ですと周囲や自分自身に言いながら、何年も何年も執着し続けている思い残しがあります。見切りをつけるためにインターンやらそこそこの努力をしてきましたが、諦めるための努力で諦められるものなどどこにもないのだと少し前友人dに諭されました。なので就活のことは少し忘れて、自分が楽しいと思うことをもっとやっていこうと思います。人の言葉に後押しされて浮かれているだけかもしれないのでいつまで続くかわかりませんが、とりあえず今はやれるような気がしています。

 

最後に事務局のみなさん、9日間ありがとうございました。おつかれさまでした。