はっか

脳内整理整頓

2016上半期映画レビュー

こんばんは。

インターン最終日、そのまま打ち上げをなんやかんや二次会まで参加して終電で帰宅。
するつもりが電車で寝過ごし、なんとか深夜1時過ぎに横浜まで辿り着き、残りは徒歩。
2時半頃帰宅してシャワー浴びたりゴロゴロしたりして、5時頃バイトへ。12時頃帰宅し即死。
気づくと21時。いろは君のご厚意により深夜2時半くらいまでおしゃべりして、家族と長野。

山梨に連れていかれると思ってたら長野だった。

長野で一泊して戻ってきたら、新宿から横浜への帰路が尽く台風で吹き飛ばされていたので高円寺の実家に匿ってもらっている。

ので、いまは実家。帰ったらギター弾くぞという意気が空回りしてソワソワしてるので、今年映画館で観た映画の感想でも述べていきます。前置き長くてごめんね。


感想と、5点満点でオススメ点数もつけました。

海難1890」(3)
トルコのエルトゥールル号の海難事故と、イラン・イラク戦争時のテヘランでの邦人救出劇について描いたもの。
トルコと日本の共同製作らしく、邦画と洋画をひとつにしたみたいな演出が面白い。後半、トルコ人があまりにも爽やかに日本人に救援機を譲ってくれるので、優しすぎワロタって感じになった。
後から調べたらわりと政府が製作に関わってて、政治的意図が大きいのかなって思ったけど、役者魂も確かに感じたので、まあまあよかったのでは。


「あやしい彼女」(3)
根性の悪いおばあさんが突然20歳になって、持ち前の図々しさを武器に好き勝手青春する話。
韓国映画のリメイクで、韓国版のときから少し気になっていた。
ぶっ飛んだ設定のわりには、余計なことを気にする間もなく中身に入れたので役者さんがすごかったのかな。劇中にちょこちょこ入る歌謡曲のロックアレンジが結構好き。
親子愛への繋げ方になんか無理がある気がする。ギャグ要素が少し控えめの韓国本家も観てみたい。


アイアムアヒーロー」(4)
謎のウイルスに感染したZQNという人たちがうじゃうじゃした世界でただただ逃げる。原作はともかく映画は大して内容もない。
名前はふざけてるけど結構ZQNがしっかりゾンビしてる。あり得ない動きをしてるのに人間と同じスクリーンの中で浮かずに活躍するものだから怖い。
スリルでひゃーってなりたいなら観るといい。
ZQNの関わるほとんどのシーンが人間側の防戦なので、本作の目玉でもある戦闘シーンは9割くらい半目で見てました。各位はちゃんと見よう。


「日本で一番悪い奴ら」(5)
稲葉事件という実際に北海道警察であった事件をモチーフにしたフィクション。真面目で正義感のある新米刑事が、違法捜査を違法捜査で塗り固めていく悪徳刑事に転落していく様を楽しむ映画。
重苦しい内容なのに映画全体に重苦しさはあまりなくて、むしろたまにクスッと笑えるところが面白くてつらい。
いやあ、綾野剛がすごい…。26歳から50歳くらいまでの推移を完璧に演じてるし、めっちゃカッコ悪い役に全力で魂吹き込んでるからめっちゃカッコいい。
教育上よろしくないシーンが多いけど、それが大丈夫な人は是非観ていただきたい。



映画館で観る映画はやっぱり良いので、現実的に考えて月に一回くらいのペースで観れたらいいなと思う。
面白い映画を観たあとは誰かと話をしたくなる。映画を観るときは緩く誘うので、よかったら一緒に来てください。