読書記録2023
あけましておめでとうございます。
2023年を振り返るブログを書くに際して、読んだ本を振り返るのが良いかなと思いました。
私は読むのが非常に遅いんですが、振り返ってみると意外とたくさん読んでたなという感じです。
基本的に読み終わっていないものは含めず。
ではやっていきましょ。
・「居場所がないのがつらいです みんなのなやみ ぼくのこたえ」高橋源一郎
Amazon.co.jp: 居場所がないのがつらいです みんなのなやみ ぼくのこたえ : 高橋 源一郎: 本
毎日新聞の「人生相談」を集めた本です。「人生相談」は新聞の購読者から集めた相談に作家の高橋さんが返信していくという小さなコラムです。
人生を終わりにしたい系の超絶ヘビーなものからクソどうでもいいものまで色々な相談があるのですが、それらに対する高橋さんの右斜め上の回答が面白い。高橋さんの他の作品は知らないけど、きっとめっちゃ変わっている人なんだろうな。面白いです。
・「人生がときめく片づけの魔法 改訂版」近藤麻理恵
人生がときめく片づけの魔法 改訂版 | 近藤麻理恵 |本 | 通販 | Amazon
有名な本です。英語の教科書に載っていて興味を持ったので読んでみました。個人的には読みやすくて片づけの行動に移しやすかった。人によっては受け付けないのかなという感じもしたけど、女性受けは良さそう。ふんわりした表現が多いのでそれが大丈夫な人はぜひ読んで片付けしてみてください。ちなみに片付けから9ヶ月くらい経った現在ほとんどリバウンドしていません。
・「傾聴術 ひとりで磨ける”聴く”技術」古宮昇
傾聴術:ひとりで磨ける“聴く"技術 | 古宮 昇 |本 | 通販 | Amazon
カウンセリングの技術の本。教員になると生徒や保護者から込み入った(正直教員がどうにかできる範囲を超えているような)相談を持ちかけられることも少なくないので読んでみました。読む前に思っていた聴き方とは大きく違って衝撃を受けた。「話を聴く」というのは想像以上に大きな力を持っているなと感じられたので、これからも継続して練習していきたいなと思っています。聴くって奥が深いです。
・「99%の小学生は気づいていない!? キミが主役の勉強」井本陽久他
教育界では少し有名な先生の本なので読んでみた。小学生向けに書かれた本、という様相を呈した大人に対する問いかけだと思う。小学生が読んでも何が言いたいかよくわからないんじゃないかな...。でも大人が読めば井本先生の考え方や教育観がよくわかる本。
・「反応しない練習」草薙龍瞬
自己啓発的な。結構仕事が辛かった時に読んだので気持ちがだいぶ軽くなった気がする。何か解決するわけではないけど、いつかは解決するかなという楽観的な気持ちにはなる。原始仏教って結構面白いなと思いました。
・「パズルで解く 世界の言語」国際言語学オリンピック日本委員会
Amazon.co.jp: パズルで解く世界の言語: 言語学オリンピックへの招待 : 風間 伸次郎, 国際言語学オリンピック日本委員会: 本
まだ未読了ですが、時間があるときにちょくちょく解いてる。一回始めると結構ハマる。前の学校だったら授業で課題に出しても面白かったかなという感じ。
・「僕が僕であるためのパラダイムシフト」EMI
鬱を治した人の漫画。結構前にTwitterで流れてきたのが面白かったのを思い出して買った。人が心を壊す流れや、そこから立ち直るプロセスがとてもわかりやすい。鬱じゃない人にも刺さると思う。読んでない人は読んでみて。
・「脳と言葉を上手に使う NLPの教科書」前田忠志
「僕が僕であるための〜」に出てきたNLPという心理学に興味が出てきたので、一番初心者向けっぽいものを読んでみた。NLP面白い。そしてやっぱりこの本わかりやすい。心ってどうにもならないもののようだけど、なんだか上手くコントロールできるような気がしてきた。「自分の中にあるパーツと話をする」みたいなのが当たり前のように出てくるけど、自分は結構ぼーっとしている人間なのですんなり理解して実践できた。でも分からん人にはめっちゃ怪しい儀式に思えるんじゃないかな...。
・「心を読み解く技術 NLPパート理論」原田幸治
NLPのちょっと応用的な。怪しい儀式もちょっと出てくるけど、人間の感情をすごく論理的に分析してて面白い。こう書かれると自分の心をコントロールするのも難しくないような気がしてくる。感情的な大人も悪くないけど、個人的には冷静な人の方が信頼できるので2024年は安定したメンタルを手に入れたい。そしていろんな個性のある生徒たちのことをちゃんと理解したい。そのために役に立ちそうな本です。
他にも英語多読用の本も何冊か読んだけど、それはまた他の機会にまとめようかな。
ではでは以上です。
ふりかえり2022
あけましておめでとうございます。
2022年は本当に目まぐるしい1年だったので、ざっくり振り返りをしようという気持ちになりました。
まず仕事。一にも二にも仕事。
去年だけで4つの仕事をしていました。
すべて教育関係の仕事です。
1番重きを置いていたのは、やっぱり学校の英語講師です。
私の英語力はゴミみたいなもので、実務をこなしながら1年かけてある程度は形になりました。
英語力はなんとかなると最初から割り切っていたものの、45分間注目を浴び続けるプレッシャーになかなか慣れなくて大変でした。
11月くらいまで仕事が終わるまでは固形物が喉を通らない日が続いていて、最近ようやく朝ごはんやランチが少し食べられるようになったくらい。
とにかくプレッシャーに弱い。
でもこれは自分だけじゃないみたいで、ベテランの先生でも慣れない人はいるみたいです。
プレッシャーを感じながら授業をするのは教師の心身への害だけではなくて、授業を受ける生徒にまで影響するのを感じています。
なので仕方ないで終わらせるわけにはいかない。
とにかくリラックスするために色々試して効果があったこと。
ストレッチ、ヨガ、瞑想、メモ書き、散歩、満腹を避ける、SNSをやめる。
とくに毎日軽く運動するのは結構リラックス効果があるように思います。
ストレス耐性がつきます。(個人の感想)
授業中もしなやかな精神を保つために、自意識を捨てることも大事。
良い先生になろうとしないこと。
自分がどう感じるかではなく、生徒がどう感じているかに注意を集中させること。
これはカウンセラーの傾聴力の本を読んだ時に学んだことです。
教師にも繋がることが多いなと思い、カウンセリングの勉強をもう少ししてみようかなという気持ちです。
そういえばこの4年くらいダラダラと家で続けていたヨガの心得がようやく分かってきたような気がします。
体を動かしている間は何も考えないようにすること。
自分の体の固さを受け入れて、できる範囲で行なうこと。
心身に良い影響を与えるヨガのコツです。
プレッシャーはあるけど、とにかく仕事は楽しい。
結果が出るかどうかは分からないけど、教師という仕事は天職だと思っています。
今は別の仕事をするという気持ちは全く起きない。
自分の心の弱さや解決できていない問題と向き合い、それを解決してようやく生徒とまっすぐ向き合える。
今年はそんな教師としてのスタートラインにまずは立てるようにしたいです。
塾講師の仕事を3年くらいやっていたんですが、今年の3月で辞めることをしました。
代わりにまた新しい仕事に挑戦します。
ある程度勢いがついてきたら改めて書きたいです。
今は期待と不安でどきどきしています。
子どもはみんな素直で、こちらの働きかけが変わるとすぐに変化します。
こっちが不安だと子どもも不安になるし、リラックスしてるとリラックスした表情になる。
問題があると言われている生徒ほど、なぜか気持ちがよく分かるような気がします。
というか、昔の自分に似ている気がする。
私も高校生くらいまで周りの大人のことを信用していなかったかもしれない。
去年の最初はそんな生徒と向き合うことが怖かったけれど、今はもっと向き合いたいなという気持ちに変わってきました。
我ながら成長したなという感じです。
振り返りというより近況みたいになりましたが、去年から今までの私はこんな感じです。
コロナが収まったら、また集まって話しましょう。
では。
東が西武で西が東武
久しぶりにブログがあることを思い出したので近況を。
池袋に住んでいます。
身の回りのすべてが電車に乗らずに済んでしまう。
通勤時間が1時間くらいで、それ以外は電車に乗ってない。
中高一貫校の英語講師になりました。
なりたい職業に就いたからといって即幸せになるわけではないらしい。
人間関係にも労働環境にも問題はないのに仕事に満足できないのは、自分に問題があるから。
英語力。授業力。
早いとこ専門性は満足にしておきたい。
長い夏休みに入りました。
教員は夏休みがあるのが大きな福利厚生。
1年ぶりくらいにTOEICに申し込んだので勉強してる。
独学はひたすらに自分との戦い。
仕事は頑張ってもうまくいかないこともある。
でも独学は環境があまり関係してこないので気持ちが楽。
日々進んでいる感覚もある。
ただ10代の頃に培った勉強に対するネガティブなイメージが足枷になっているような感覚がある。
今はもうあまり気負わず英語や試験と向き合いたい。
教師の視点から見ても生徒を取り巻く学習環境は勉強に対するネガティブイメージを育て易いだろうなと思う。
自分の授業がそれを助長することのないようにしたい。
学校の仕事は昼ごろ終わって後は暇なので塾の講師も掛け持ちしてる。
塾では受験ビジネスの業の深さを実感している。
来年の3月までに他の仕事を見つけて辞めたい。
音楽
アリス=紗良・オット
クラシックにハマっている。
クラシックは基本的にコピーなので、技術や表現力を競い合う競技のようなものだと思っていたけど、アリスさんの演奏にはメッセージを感じる。
Vaundy
声が多彩過ぎて何人かで歌ってるんだと思っていた。
力が入っている曲も、気負わず聞ける曲もあって全部おすすめ。
アニメ
今見ているのは、
・SPY×FAMILY
・アオアシ
・呪術廻戦
全て人からのおすすめで見ている。
呪術廻戦とヒロアカはなんとなくむず痒さを感じながらこの先の展開に期待してみている。
上二つは普通に面白い。現代のアニメって感じがする。
本
英語関係の本ばかり読んでいる。
・改訂版 大学入試 世界一わかりやすい英語の勉強法 | 関 正生 |本 | 通販 | Amazon
なんとなく受験指導をしていたら生徒からあまり信用されていない感じがしたので、この本を読んだ受け売りで話したら素直に付いてきてくれるようになった。
関先生様様。
これからも余計なことはせずにこの本通りに進めていく。
また関先生の本。
文法を一から授業でやっていく時間がなかったので、これとNext Stageを買わせて自分でやらせたら生徒の偏差値が70になった。
関先生様様。
・英語学習のメカニズム 第二言語習得研究にもとづく効果的な勉強法
読みやすくてよかった。
書いてあることは前からそうだろうなと思っていたことばかりだったけれど、改めて認知できたことはよかった。
・英文法解説(改訂三版) | 江川泰一郎 | 英語 | Kindleストア | Amazon
一年前くらいに買って、難しくて一旦断念している。
英文法がもう少しわかってきてからもう一度読みたい。
普通に大学受験の参考書として売っていてびっくりした。
今の高校生はこれを参考書として読んでいるのだろうか。
・英語多読 すべての悩みは量が解決する! | 繁村 一義, 酒井 邦秀, NPO多言語多読, 酒井 邦秀 | 英語 | Kindleストア | Amazon
多読というものを知った本。
多読という勉強法が衝撃的で、とりあえず多読を始めてみたきっかけになった。
多読の効果の説明にも納得感があったし、やりかたも詳しく書いてあったのでよかった。
・オックスフォード・リーディング・ツリー | Oxford University Press
多読教材。
短いなりにちゃんとオチがあって面白い。
Level3くらいでも知らない単語や表現が出てくる。
紙で買うとめっちゃ高くて続けられないけど、サブスクで月1000円弱で読めるので時間がある時に読んでいる。
YouTube
・Dr.Capital
関西弁のアメリカ人がJ-popの解説をした後に弾き語りをしてくれる。
J-popの知識と弾き語りの上手さがすごい。
日本語だけじゃなくていろんな言語が話せるのもすごい。
・B-life
ヨガの先生。
ヨガは1年くらいスタジオに通って習っていたが、それと同じくらいのクオリティのものが無料で見れるのですごい。
動画の量が半端じゃないので飽きない。
あと余計なキャッチーさがなくて、シンプルにヨガだけなのも良い。
・マコなり社長
サムネや動画内のノリはYouTuberっぽくて少し苦手みがあるものの、それを上回るくらい情報に納得感がある。
教祖みもある。
動画にかける熱量とか、仕事に対する熱意がすごくてモチベーションがもらえる。
・ピアニスト森本麻衣
ピアノの先生。
ピアノの弾き方を言語化するのが上手すぎる。
YouTubeにはそぐわないくらい話している内容のレベルが高い。
・English with Lucy
イギリス人の英語の先生。
イギリス英語の発音が良すぎるのと、おそらく非ネイティブ向けに難易度を調整してくれているのか、英語がすごく聞き取りやすい。
内容の難易度もちょうど良くて、毎回なにかしらの発見がある。
これも動画の量が半端ないので視聴し尽くすことがなくてありがたい。
・okutsu family
家族系のVlog。
家族系はサムネから苦手さを感じるものが多いが、okutsu familyはあまり視聴者に媚びてなくて良い。
長女が立派に育っていてすごい。
今はとにかく英語英語英語と少しの娯楽。
みなさんの近況も聞きたいです。
では。
年越し鶏南蛮
2017年の年末は論文の追い込みです。なぜかどうしても家では書けないようなのでパソコンをもって論文を書ける場所をずっと探していたのですが、閉店後のバイト先が盲点でした。とりあえず大学の図書館が開くまではそこにいると思います。
家にはテレビがなくて予定されていた例年の会も消えてしまったので、なんとなく年末感がない。明日もバイトがあるからどのみち日付が変わる前に撤退してたかもしれないが。
この一年だけでなく、大学生活は自分の人生の4/23だけのはずなのに急速に人生が回転していった気がする。いま原付で事故って走馬燈が流れたとしたらその9割くらいは大学生の記憶なんじゃないかと思うくらいにはいろいろあった。それ以前が停滞しすぎてたのかもしれないけど。
とりあえず就職先が決まったので安心して来年を迎えることができる。2017年は就活イヤーかと思ってたけど意外とすんなり就活は終わった。まあ、やってる最中はバイトも減らして就活に専念していたし、そのときは必死だったかもしれない。
ひたすら自分語りのトレーニングをしていた。自分で言うのもなんだけど素直なので、話すことに慣れてしまえば合わないと思ったとこは落ちるし行きたいところには通った。
社会や会社に対して興味も知識もない自分でも真面目に社会人をやっている人やそうでもなさそうな人とたくさん話をしてるうちに、なんとなく社会人というのがどういうものなのかわかってきた気がする。とりあえず、できるだけ満員電車には乗りたくないし、負のオーラをまとったサラリーマンにはなりたくないです。
そんな就活を経て、なぜかSEになることになりそうです。1年前はSEなんて頭のいいコミュ障が合っている職種というようにしか思ってなかったし、少なくとも3月初めはよく知らないまま選択肢から外していたので自分でも驚きの展開。でも今は考えれば考えるほど自分はやっぱりSEだなと思える。ただ、どんなに考えたところで自分はSEに関する知識が圧倒的に足りないので本当に合っているかどうかは来年以降にならないとわからない。
突発的思い付きで短期留学にも行きました。親から70万円の借金をしたのでその代償は安くなかったけど、行かなかったときのことを思えばやっぱり行って良かったのだと思う。ビビりの自分がどうやって5週間も外国でホームステイしてたのか今はよくわからない。
英語力に関してはリスニングが少し強くなったかもってくらいであまり変わってない。ただ英語や外国人に対する警戒心が多少緩んだので、バイト先で外国人の接客をするときにその経験は少し役に立っている。
向こうにいたときにいた留学生の多くは日本人で、女の子は「インスタ」か「かわいい」しか言わないし、そういう世界もあるのだなあとカルチャーショックを受けた。
今は卒論とは別に卒業制作として曲を作っている。特に曲に縛りはないし、とりあえずできてしまえばそのせいで卒業できないということはないのだけど、慣習としてその曲をホールで演奏することになっているのでプレッシャーが大きい。
思えば大昔から自分は作曲がしたくてしたくてたまらなかったのだけど、なぜかずっとできなかった。頑張って浮かんだ曲を形にしてみるのだけど、それが自分の中から生まれたものだと思うと激しいアレルギー反応を起こしてしまって聞くことができなかった。
それでも作曲ができるようになりたい気持ちはずっとあってどうしようもなかったので、課題として義務感から作曲したらできるようになるかもと思って作曲ゼミに入ったが、なかなかできるようにならず。課題ができずにゼミを何度か無断欠席した(すいません)。
でも周りをよく見てみると他のゼミ生も似たような感じで、たまにゼミ行ってみると出席してるのが自分ひとりというときもあった。そういう時に教授に相談したりしているうちに少しずつアレルギーが弱くなっていった。これが正直今年一番の収穫かもしれない。
卒業演奏会まであと2か月。まだ全然作れていないけど、頑張るのでよかったら聴きにきてください。2月27日です。
夏 病床
夏休みが始まるはずの直前に病気になりました。腎盂腎炎だそうです。
いきなり40°近い熱が出て、それが三日間続きました。他の症状はあんまりなくて、今日はようやくほぼ平熱にまで下がりました。
なんかまだ軽い眩暈が残っているような気がするけど、それが病気のせいなのか暑さのせいなのか図書館の冷房のせいなのか分からん。夏って体調わるくなる季節だからね。
寝ながらなんとなく考え込んで、どこにも発散されなかったことをここに書きます。なんかまとまりのない文章になりそうな気がする。
大学入ってから多少体調くずすことはあっても、あんまり病院行くことなかったんですね。寝ていればすぐ治ると思ってたしすぐ治ったし。
今回も最初はそう思ってたんですけど、さすがにただ事じゃない感があったのでとりあえず内科行って、とりあえず「原因わからない」とか言われて、とりあえずいろいろ検査してもらって、とりあえず総合的な抗生物質と解熱剤もらって、とりあえずポカリスウェットと蕎麦を買って帰って寝てました。
問題あったのは解熱剤の使い方なんですよね。
薬局の方に「38°以上あってつらい時に飲んでください。」って言われたからすぐ飲んだんです。そのときすでに39°後半に差し掛かっててかつつらかったので。
やっぱり処方してもらえる解熱剤ってすごくて、どんだけ横になっても楽にならなかったのが割とすぐにちょっと楽になって、ようやくシャワー浴びれる~ってくらいに回復したんですけど、3時間くらいしたらまた元に戻っちゃうんですよね。
だからまた飲む。また熱戻る。また飲むっていうのを繰り返してたら一晩で5錠くらい飲んでた。6錠しかもらってないのに。
言われたことは破ってないです。体温計で計って39°とか40°とかあってかつつらい時に飲んでました。とにかく三日間くらいはずっとつらかったけど。
また処方される解熱剤のすごいとこなんですけど、熱の下げ方がすごい。
錠剤飲んだ瞬間に滝みたいな汗が出てきて一気に体温が下がる。それから少しの間おだやかな時間があるんですけど、それが過ぎると今まで経験したことないくらいの激しい寒気がしばらくあって体温が戻る。正直あんまり楽にはならない。
そんなこんなで地獄のような夜を過ごしたわりに次の日の朝は調子がよくて、体温計ったら微熱になってました。
病院に行く途中は原付に乗りながら意気揚々と「なんかラーメン食べたい気分だな~。もう回復しちゃうなんてさすがやな~」なんて思ってました。それがただの解熱剤のカーム期であることも知らずに。
病院で病名言われて、「検査の数値的には入院レベルなんですけど、回復しつつあるので投薬で様子見ましょう」って話になって、ちゃんとその病気に効く抗生物質もらって帰りました。ただの解熱剤のカーム期であることも知らずに。
その日の予定のほとんどは大事をとってキャンセルしたんですけど、昼間に留学のオリエンテーションがあったので学校に行きました。すぐ終わる予定だったし、内容的に大事なことでもあったので。
で、オリエンテーション始まる少し前くらいからあの地獄のような寒気が襲ってきて、「ア“ア“ア”ア”」って声が出そうになるのを必死にこらえながら、よれよれの文字で話の内容をなんとかメモしようとしてる自分は周りから怪しまれなかったかな。早く帰ればよかった。
先生、めちゃくちゃゆっくり話すし時間オーバーしてるのに、
「サンディエゴってどんなところですか?」
「メチャクチャイイトコロデスヨ」
みたいな座談会始まってしまうし。さすがにここで帰りますって言って帰った。
帰って熱計ったら39.9° いつまで続くのこれ。
考えてみたら、熱出た初日はゼミ行ってるし、次の日バイト行ってるし(早退したけど)、その次の日も学校行ってて、それを話した人からは無理してるって言われたし、熱がなかなか下がらなかった原因はもしかしたら十分には安静にしてなかったせいかも知れないと思わないこともない。
これでも自分なりに体に気を遣った結果の行動がこれだったんですけどね。バイトはいきなり休んだら結構な迷惑が掛かってしまうし、ゼミやオリテを休んでしまった損失は自己責任だし。どうしても休めないと思って最低限に踏ん張ったつもりでした。
みんなはこういうとき休むんですか?たぶん、休みますよね。誰かに確認とったわけじゃないけど。
それはみんなが怠惰だって言ってる訳じゃ全然なくて、人に迷惑かけたらいけないとか遅れたら取返しがつかないかもしれないとかそういうのが、自分はたぶん一人暮らし始めたくらいからどんどん過剰になってきてたかもしれないと、これきっかけに思いました。
もう少しなんくるないさあ精神もといハクナマタタスピリットをこの身に宿して生きていきたい。そんな風に思います。
でも、これを来年以降の自分の生活に当てはめて考えてみるとどうなんでしょうね。
体調が悪かったんだから予定が狂ったってしかたないよと言って情状酌量してくれる人はいるんですかね。丁寧な文面で誠心誠意謝罪の念を伝えれば締め切りが先に延びたりしてくれるんですかね。
親を含めた身の回りの社会人で、熱があるからと仕事を休んでいる人を見たことがないんですけど。
女性の自尊心に関する一考察
先日のイラつき案件についてです。
とある5人で横浜で会をした帰りに駅で別れる直前、ふと私がd.に
「昨日も今日も会って、明日も会うんだね」
というと露骨に嫌そうな顔をしたので「なんだよ!」とイラつくと、
「サキさんじゃなくてカワイイ女子高生だったらよかった・・・」
と、これまた火に油をそそぐようなことを言い出すのでさっさとその場を離れた次第です。
別れた後もなかなか気持ちが落ち着かず、ここのところd.とやたら頻繁に顔を合わせていたこともあって、考え事をしているうち所々に蓄積していたわだかまりに次々引火していき、時間差で大爆発を起こしました。
その節はTLを汚してしまいまして申し訳ありませんでした。「大変遺憾に思うところであります、お詫びのしようもないとそういうふうに思ってます」(野田 2005)
私が「カワイイ女子高生」ではないのは自明で、似たようなことはもう2年以上前から言われ続けているのに、今さらなんでこんなことに対して自分が傷ついているのか分からなかった。
わけの分からない怒りに震えて久々に寝れない夜を過ごし、翌朝のバイトを迎えました。
私は少し前までほとんどすっぴん&起きたままの髪型で人と会っていたような人間なので、「人から女性として丁重に扱われたい」という意思や美意識はそんなに高くないはずなのに、外見(加えて年齢)を揶揄されるようなことを人から言われて、こんなにも気にする筋合いがあるのかという話。
ただ、向こうもそういう意識で言ってきたのかもしれないけれど、こんな自分でも最近は毎日のように最低限のメイクはするようになったのです。
多くの女性は自分の外見に対するプライドがとても高い。
髪を切ったことを褒められると嬉しいし、デートでいつもよりおしゃれをしていることを彼に気付いてもらえないだけで不機嫌になったりする。
女性のこういう部分は正直ちょっとめんどくさい。女性内だけで完結させておけばいいものを、男性にまで気遣いを求めるのは違うんじゃないかな、と私は思ってます。
女性は自分のおしゃれに対する努力を、自分よりはおしゃれに気を遣っていないであろう男性に無下にされるのが嫌なのでしょう。かといって、
「今日使った化粧品は全部でだいたい○万円くらいかかってて、メイクとヘアメイクに20分費やしてきたの」
と、どれだけ自分が頑張っているかひけらかしたら、それらの価値が暴落するのもわかっているため言わない。なので察してもらうことを求めている。
男性は、ちゃんと察してあげるか、察せなくてもとりあえず褒めるか、外見を気にせず相手に努力をさせないようにするしかないと思う。
なんでこんなにプライドが高いのかというと、女性は男性と比べて圧倒的に外見を磨くことに対してお金と時間と労力をかけているからかもしれない。
それに気づいたのは、就活のために私も一人前にメイクやヘアメイクをしなければいけなくなったから。
メイク道具をひとしきり集めるのは結構大変だし、女性ものの服や下着は意外と高い。加えて毎日少し早く起きて、今日着ていく服を選んだりそれに合うメイクをしていかなきゃいけない。
努力をすると自負が生まれて、それを正当に評価してもらいたいとプライドも大きくなる。
おしゃれなんて自分のためなんだから勝手にやっていければいいのだけど、女性として生まれたからにはそこに少し不自由がある。ある程度の年齢になると、公共の場、ましてハレの場ではおしゃれをすることがマナーというより常識になる。
女性は美しくあるべきもの、という社会の風潮に後押しされて外見に投資していくうちに余計なプライドが身についてくる。
私はそこまで考えていなかったのだけど、ただなんとなく面倒だったのでおしゃれには無頓着だった。しかし、「ある程度の年齢」になってしまったという自覚が出てきたので就活を機になるべく恥ずかしくないメイクをするようになったし、女性らしくありたいなとも思ったりした。
だから、d.の言葉にも必要以上に傷ついたのかもしれないなあ。
今回の一件の要因はd.の日頃の態度にすでに辟易していたためであって、あの言葉は引き金でしかありません。なので私が突然「外見をけなされると怒る人」になってしまったわけではないし、メイクしていることに気付いてほしいとも思ってないです。取り扱いは今まで通りで大丈夫。
辻褄
連休をいただくと風邪をひちがち。
軽くのどが渇く程度だけどこのくらいのうちにやっつけときたいので、家でおとなしくしてるついでにブログでもやっていきます。
今回は大まかなストーリーだけ知っていたものの未プレイだったゲームを、ストーリーだけを楽しむために編集されたプレイ動画を視聴してみたところ、思いのほか面白かったのでその感想でも。
そういえば自分は中高生のとき、とりわけ中学生のときはまるっきりゲーム廃人としか呼べないような生活をしていて、親が比較的厳しかったので学校にはちゃんと行っていたものの、その他の時間は食事・睡眠すらほぼ捨ててゲームや実況プレイの視聴に時間を費やしていた思い出がある。
就活をしているとこういう人生の黒歴史的な部分を引っ張り出してきたがる面接官がたまにいるので、そのときには「中学受験による燃え尽き症候群でした」とか「その頃があるおかげで今は頑張れています」みたいなことを言えるようにしている。
それらが実際どうなのかは知らないが、当時はゲームをするぞと思うとじっとしてられなくなるくらいに夢中だったし、授業中とか関係なくいつでも頭の中の99%はゲームのことしか考えてなかったし、本当にクレイジーだった。
そんな当時の自分をクズ化するのに大いに貢献していたのがFFⅦシリーズで、今回見てたのもその中のひとつ。
例年より長めのGWをとくに予定も入れることなく迎えてしまったので、久々にYouTubeをダラダラとみているうちにこの動画に当たってしまって、少しだけゲーム廃人の自分がフラッシュバックしつつある。
いやいや、今ゲームにのめりこんでしまったら将来がどうのこうの以前に今現在の自分の生活すら成り立たなくなるので非常に困る。
なので感想でも書いて承認しただくことによって、クールダウンでも図りたいという思惑があります。
つまりこれ読んだ方がきっと少しでも「あ~確かに面白そうやな」って思ってくれたらなと思いながら書きたい。
では感想へ。
以上の理由から、主人公の声がいいとか、演出がかっこいいとか、個人的な好みの話してても仕方ないなあという気持ちになったので、なるべくオタクっぽくない(?)観点から紹介したいなと。
20年前に発売したFF7の続編として10年くらい前に出されたのが本作なんですけど、まず一般的な評価がめちゃくちゃ低い。あんなに熱中してた当時の自分が手を出さないまま放置してた理由はそれかもしれない。
低評価な理由を調べてたら、どうやらバトルの性能が悪すぎたみたいです。
主人公は人体実験の被験者にさせられたせいで不老不死の体と人外な身体能力を得たという設定で、ムービーの中では屋根をピョンピョン飛び回ってるのに、バトル画面になると段ボールも飛び越えられないくらいにしょぼかったらしい。
オマケに移動や攻撃も遅くて、バトルのたびにイライラさせられたのでユーザーは不満だったそうで。
あとはストーリーについてもなんやかんや言われてたけど、私はとても好印象だったのでそこを押していきます。
まず、ヒロインが美化されすぎてないのがよかった。
本作のヒロインは自分と胎児を非人道的な実験に使われることを承諾して、そのせいで本家のFF7で起こる大事件の元凶になってしまうという役どころなんですが、本家では少ししか出番がなく、「罪悪感にひたすらさいなまれるかわいそうな母親」としか描かれていなかった。
また清楚系なビジュアルからも聖母的なキャラがイメージされていたけれど、本作を見てると案外もっと人間らしいキャラだった。
自分の論文が評価されなかったことに対してかなりムキになっていたり、自分の失敗で犠牲がでた責任から必死に逃れようとしていたり、なんかヒロインというには少し弱すぎるくらいに描かれていた。
そのおかげで、客観的に見れば明らかに間違っているような選択をしてしまったということにも納得がいく。
本家だけだとなんとなく違和感があった部分に対して、続編を使って辻褄合わせていく感じがうまいな~と思った。
あと主人公に魔獣(カオス)の因子を埋め込んだのも実はヒロインだったってことが割と早い段階からじわじわ分かってくるのですが、その確信を得たとき主人公が「この苦痛は彼女が・・・」とむしろ肯定的に受け取っていたことが純愛だなあとじんわりしました。
なんか前置きが長かったので終わり。
気が向いたら就活についてなんかも書きたい。気が向いたら。